はじめに

DFGCでは複数のプロジェクトを進行させています。

これらのアイデア・ソースの盗用を防ぐために開発をステルスで行っていますが、進捗が一般のメンバーに共有されづらいという問題があります。

本活動報告の目的は、このようなクリプトプロジェクト特有の課題について透明性を高めることで、メンバーの参加・貢献に寄与することです。

Yamato Protocol

Yamato Core

V1の動作確認が完了したため、外部チームによる監査へと進みました。

1社目の一次監査レポートが到着し、開発チームで対応方針を確定させ、ソースの修正作業を完了しました。
レビュー提出済みで、再監査の後に最終レポートを発行してもらう予定です。
最終レポートは正式に発行され次第共有いたします。

2社目の依頼については、1社目の監査でYamato固有のCriticalなIssueが発見されなかったことから一時保留としました。
バージョンアップやローンチ後TVL増加などのタイミングで再度選定予定です。

監査の代替としてImmunefiへバウンティを設置します。
監査レポートとソースコードを公開し、ローンチ前にバグ報告期間を設けます。

ローンチまでの今後の流れは

  1. ソース・監査レポート公開
  2. バウンティ設置ののち一定期間バグ報告待ち
  3. (2で報告があった場合修正)
  4. Goerliテストネットローンチ(コントラクト・UIデプロイのリハーサル)
  5. メインネットローンチ

となります。ローンチまでより一層慎重に取り組みます。

その他ロードマップなどについてはこちらをご確認ください。

Yamato Interface

以下の改善を施しました。

現時点でV1に必要な機能はすべて実装済みで正常に動作することが確認されています。

今後はV1.5、V2のための開発を進行する予定ですが、改善要望があれば検討いたします。

Yamato Interface(GitHub) はOSSです。どなたでもIssueを立てることができますし、Issueの対応をすることができます。

Yamato Interface をより良いものとするために、皆様のコミットをお待ちしております。

Core開発スポットタスク募集

複雑なアップグレードの生産性を高めるために、hardhatのローカルネットワークにて現行バージョンのYamatoコントラクト群をデプロイするスクリプトを作成していただける方を募集しています。

環境にサンプルpledgeを生成してアップグレード自動化スクリプトを流し込み、アップグレードが滞りなく進むことを手元で確かめるのが目的です。

TypeScriptが使えること、EVMやRPCノードの挙動を理解していることが条件です。

あわせてリファクタもしていただけるとありがたいです。

期限は一ヶ月を想定しています(必達ではありません)。

担当していただける方にはアップグレードのノウハウをマンツーマンでお教えいたします。

興味を持たれた方はdapp開発部にてお声がけください。

YADORI

コア開発

SIWE(Sign In With Ethereum)し、そのEOAが保有するNFT内のポイントの転送を行うWebアプリのプロトタイプが稼働しています。

ログイン後にNFTを他EOAに転送することで他EOAでも2重ログインできるといった非アトミック性を抱えているため、オフチェーンでの対応を検討しています。

PoCの次の段階としてNFT内のポイントとギフトを交換するカタログアプリの構築を想定しています。

こちらはWeb2アプリの開発となりますので、Web2の技術をとっかかりにWeb3を学んでいきたい方にはよい題材になると思います。

コミュニティDiscordのLoyaltyNFTプロジェクトにて参加をお待ちしております。

NFTイメージ開発

DFGCから発行するNFTイメージの制作を進めています。

2D画像ではなく3DCG動画の提供を予定しており、枠の形や質感、主題のバリエーションを策定中です。

ある程度方向性が固まったら公開チャンネルでお披露目する予定ですので、楽しみにお待ちください。

NFT画像・モデルを制作していただけるイラストレーター・デザイナーを募集しています。

興味を持っていただけましたらコミュニティDiscordのNFT部にて参加表明をお願いします。

ロゴコンペティション

ネーミングコンペティションに続いてロゴコンペティションを開催します。

デザイン部主導でロゴを完成させる方向で動く予定ですが、ラフやモチーフの提案・議論の参加は歓迎いたします。

YADORIロゴマークコンペティションにてご意見お待ちしております。

WalletアバターNFT

WalletアバターNFTとは、EOAの状態(ETH保有数、トランザクション発行数など)によって図柄が変化する、EOAのアイデンティティを示すNFTです。

コア開発

コントラクト開発、画像選択エンジンの実装を進めています。

またプロジェクトの持続・発展性を向上させるためのトケノミクスも検討中です。

上記の仕様をドキュメントにまとめつつ、内容が確定し次第ランディングページを立ち上げます。

こちらは主にWeb2(+Web3データ取得)の技術スタックで開発が進行しますので、開発に興味を持たれた方はコミュニティDiscordのNFT部にて参加表明をお願いします。

NFTイメージ開発

現在はデザイン部メンバー主導で開発を行っています。

V1で提供するモデルは

  • 和(日本からのプロジェクト)を慎ましく主張
  • クリプト=お祭り感を演出
  • 所有者に寄り添うアンニュイな感情表現

をテーマに作成しています。

ブラッシュアップを重ねて、オープンチャンネルでお披露目する予定です。
楽しみにお待ちください。

モデルは複数のクリエイターの方から提供してもらうことによって表現の幅を広げる予定ですので、モデル・キャラクター等をWalletアバターNFTに組み込んでいただける・概要について詳しく知りたいデザイナーの方はコミュニティDiscordのNFT部にてご連絡ください。

ネーミングコンペティション

WalletアバターNFTをパッケージ化する際の名称を決めるコンペティションを開催しています。

名称の公募が終了し、2次選考段階に入りました。
特別シード枠としての名称提案も受け付けていますので、これはというものがあれば提案お願います。

期限は9/10までです。

2次選考はDiscord内のリアクション投票です。
どなたでも投票できますので、ぜひこちらからご参加ください。

TXJPアナリティクスサイト

コミュニティダッシュボード構築の第一弾として、TXJPホルダー推移等の統計情報を確認できるアナリティクスサイトの検討・設計・実装を開始しました。

メンバー及び第三者によるガバナンストークンTXJPの大きな偏りなどのリスク確認を容易にし、コミュニティの健全性維持に寄与します。

保有率が可視化されることで新規参加者でもキャッチアップが容易になります。

プロトタイプはこちらから確認できます。

現在はプライベートリポジトリにて開発・動作確認を行っていますが、動作確認とソースコードのライセンスの確認が取れ次第OSSとして公開され、コミットが可能になります。

これはDappではありませんがコミュニティの発展に大きな影響を与えるものになりますので、開発・利用ともに注視していただければと思います。

コミュニティダッシュボードの詳細な構想はこちらを参照ください。

関連リンク

コミュニティガイド: https://docs.defigeek.xyz/

Discord: http://discord.gg/FQYXqVBEnh

Twitter: https://twitter.com/DeFiGeekJapan


本記事に関するご意見、質問は、上記DiscordからDeFiGeek Communityの広報部までご連絡ください。